持続可能な調達に関するガイダンス(Sustainable procurement - Guidance)は、サプライチェーンにおける調達活動において、環境・法令・倫理・人権等の観点で将来にわたり持続可能な活動であることに貢献することを目的にしています。
ISO20400ガイダンスに従って、調達のプロセスを採用することで、サプライチェーンに関わるリスクを除去、低減、管理し、継続的に改善するためのシステムが実現し、企業の信用力の向上で、取引の拡大が期待されます。
申請から認証取得までの期間や費用、手続きの方法、提出書類、審査要領(第一段階、第二段階)等について、ご説明します。
審査申込みが完了すると、審査契約の手続きを行います。審査契約完了と審査費用の入金確認後、審査計画書を発行します。
調達プロセスに関連する文書の内容を確認します。また、サプライチェーン上のリスク、調達プロセスの運用の状況を確認します。
現地にてガイダンスに基づくプロセスのすべての要求事項に対する適合性、活動内容や運用の状況、それに結果の有効性を確認します。
審査で発見された不適合の解消を条件として、審査の結果を評議委員会において判定し、認証が決定され、認証証が発行されます。
認証取得後、1年毎に実施される維持審査です。調達プロセスが継続して規格を満たし、維持・改善されているかを確認します。
審査は、3年サイクルで実施し、有効性が認められると認証証が再発行されます。審査には、ISO規格への適合性、改善の確認が含まれます。