品質マネジメントシステム(QMS)は、持続可能な開発目標(SDGs)を実現するため、製品・サービスの品質保証を高め、顧客満足の向上を目指すことを目標にしています。
QMSを採用することで、顧客のニーズと期待を理解し、注文の受付から製品・サービスの提供に至るまでの品質管理に関連するプロセスを継続的に改善するためのシステムが実現し、製品・サービスの質並びに企業の信用力の向上で、取引の拡大が期待されます。
申請から認証取得までの期間や費用、手続きの方法、提出書類、審査要領(第一段階、第二段階)等について、ご説明します。
審査申込みが完了すると、審査契約の手続きを行います。審査契約完了と審査費用の入金確認後、審査計画書を発行します。
システムを構築された文書類の内容を確認します。また、製品・サービス上のリスク、マネジメントシステムの運用の状況を確認します。
現地にてマネジメントシステムのすべての要求事項に対する適合性、活動内容や運用の状況、それに記録の有効性を確認します。
審査で発見された不適合の解消を条件として、審査の結果を評議委員会において判定し、認証が決定され、認証証が発行されます。
認証取得後、1年毎に実施される維持審査です。マネジメントシステムが継続して規格を満たし、維持・改善されているかを確認します。
審査は、3年サイクルで実施し、有効性が認められると認証証が再発行されます。審査には、ISO規格への適合性、改善の確認が含まれます。